2016年2月16日火曜日

北朝鮮の金正日の誕生日



Q:話題が変わりますけれども、今日、北朝鮮の金正日の誕生日に当たるわけですけれども、北朝鮮では祝賀行事などが行われることになっています。また、先日の核実験、ミサイル発射を受けて金正恩第一書記は、今後もミサイル発射を発射する必要を示しています。近々、このミサイルを発射する可能性、どのくらいあるのか、また、どういう把握状況なのか、教えてください。


A:北朝鮮中央放送によりますと、金正恩第1書記は、ミサイルの今後におきまして、「更に高い目標を達成するため、科学研究事業を推進し、今後、北朝鮮の実用衛星をさらに多く打ち上げる」旨言及をしたと承知をしております。

先般の発射によりまして、北朝鮮は多段階にわたる推進装置の分離に関する技術、また姿勢の制御、推力の制御、これに関する技術等の検証を通じて、その弾道ミサイルの開発をより一層進展させる可能性があると考えられますので、今後、技術の更なる進展のために、「人工衛星の打ち上げ」を口実としたミサイル発射を繰り返す可能性も否定できませんので、防衛省としては、引き続き、米国や韓国とも緊密に連携をしつつ、北朝鮮の軍事動向につきましても重大な関心を持って必要な情報収集・分析に努めるとともに、国民の安全・安心の確保に努めて参りたいと考えております。

https://twitter.com/tsuukin_shino/status/699247820335747072(引用元)



Q:関連してなのですが、先般の核実験で、ミサイル発射に関して国際社会から強い反発を呼んでいる中で、更にまた打ち続けるという発表があったわけですけれども、大臣自身は、こうした北朝鮮の姿勢に対して、どのようにお感じになっておられるでしょうか。

A:これはやはり、国際社会の安全を損なう重大な脅威をもたらすものでありますので、従来から、国際社会は一貫して自制ある対応を求めて参りました。今、国連の安保理事会において決議をすることによって、自制を求めようという努力をしておりますので、こういった国際社会と緊密に連携をしながら、北朝鮮に対して、厳重に抗議をし、また非難をするということで、こういった対応をして参りたいと考えております。
(大臣会見より)

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