2016年2月13日土曜日

北朝鮮のミサイルの発射の狙い

北朝鮮は、これまでの累次のミサイル発射等と共に分析・検討・検証したわけでございますが、北朝鮮が公表した弾道ミサイルの外観が前回の2012年の12月に発射されたテポドン2派生型に類似をしていること、また、今回の飛翔を通じまして、全ての落下物が前回の発射の際とほぼ同様の地域に落下をしたと推定をされることから、今回の北朝鮮は、テポドン2派生型に類似した弾道ミサイルを発射した模様でございます。

http://kankokunohannou.org/blog-entry-2518.html


また、地球の周回軌道に乗った2つの物体につきまして、どういうものであるのか、米軍戦略コマンドが2つの物体が周回軌道上にあることを確認をしまして、2つの物体が「光明星4号」と、北朝鮮が、ロケットと主張するミサイルの本体と特定したという発表をしております。

防衛省と致しましても、今般の発射における弾道ミサイルの飛翔状況や米軍の発表を含む様々な情報を基に総合的に判断をした結果、北朝鮮が前回に続き今回の発射でも、何らかの物体を地球周回軌道に投入したものであると考えております。今後さらに分析を進めてまいりたいと考えております。

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