2016年3月11日金曜日

北朝鮮が核兵器の小型化・弾頭化の実現

(北朝鮮の)ミサイルの発射に関しましては、安保理決議第2270号をはじめとする累次の安保理決議に違反するものであり、国際社会に対する重大な挑発行為と認識しております。


 あんぽり‐けつぎ【安保理決議】 国際連合の安全保障理事会(安保理)において行われる決議。法的拘束力があり、加盟国は決議に従わなければならない。安保理を構成する15か国(常任理事国5か国、非常任理事国10か国)のうち9か国以上が賛成し、かつ常任理事国のいずれもが反対しないことが決議採択の条件となる。国際連合安全保障理事会決議。→国連決議 →制裁決議 →総会決議 →非難決議
     (引用元https://kotobank.jp/word/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E7%90%86%E6%B1%BA%E8%AD%B0-429771)



今回の発射が、わが国の領域・周辺海域に到達し得る弾道ミサイル能力の増強につながるものであるとすれば、わが国の安全保障上、極めて強く懸念すべきものであると考えます。

今朝(平成28年3月11日) 朝鮮中央放送で、金正恩第一書記が「新たに研究・製作した核弾頭の威力判定のための核実験を継続していくよう示唆した」旨報じておりますが、現下の朝鮮半島の情勢を踏まえれば、北朝鮮が、今後、更なる挑発行動をとる可能性は否定できません。 


http://japanese.korea.net/NewsFocus/Policies/view?articleId=133253(引用元)


以上のことを踏まえまして、防衛省として、総理の指示も踏まえて、引き続き、米国、韓国等と緊密に連携しながら、必要な情報の収集・分析及び警戒監視に全力を挙げて、わが国の平和と安全の確保に万全を期してまいりたいと考えています。

 朝鮮中央放送におきまして9日、金正恩第一書記が核兵器の技術者らと面会した際に、「核弾頭を軽量化」して弾道ミサイルに搭載できるように標準化、規格化を実現した旨発言したと報じられました。




 この点について、一般論として申し上げれば、一般的に核兵器の小型化・弾頭化には相当の技術力が必要とされる一方で、米国等が1960年代までには既にこうした技術力を獲得したとみられております。 

他方、いろいろな国が実験を重ねてきた例から見ても、北朝鮮も比較的短期間のうちに関連技術の獲得に至っている可能性がある。そして、北朝鮮が2006年に初めて核実験を実施してから既に長い年月が経過して、今回の核実験が4回目になることから、北朝鮮において技術的な成熟が予見をされることなどを踏まえれば、北朝鮮が核兵器の小型化・弾頭化の実現に至っている可能性も排除できないと認識しております。 


防衛省としては、米国、韓国等と緊密に連携して、北朝鮮に対して、安保理決議、また六者協議の声明などの遵守を求め、いかなる事態においても対応することできるように、緊張感を持って、情報収集・警戒監視に努めてまいりたいと考えてます。 



「高いハードルではない弾頭小型化」 正確には小型軽量化である。爆発規模が小型であることを必ずしも意味しない。要するに、手持ちの運搬手段(ミサイル)に搭載して、攻撃目標(例えば米国のワシントンDC)まで、運んでいくことが可能な軽量化が第一義的に重要である。兵器として必要な核爆発威力の規模はミサイルの命中制度と関係するが、数キロから数10キロトン(以下、ktと略)のTNT火薬相当が目標になる。(引用元http://www.gepr.org/ja/contents/20130128-01/)

参考サイト

核科学者が解読する北朝鮮核実験 技術進化に警戒必要
http://www.gepr.org/ja/contents/20130128-01/

安保理決議第2270号
http://www.un.org/en/ga/search/view_doc.asp?symbol=S/RES/2270%282016%29&referer=http://www.un.org/en/sc/documen



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